サウンドへのこだわり

癖がなく、生音に近い。でも低音は空気を揺らす。
それがマールの音。

選ばれる理由

特定のブランドらしさを感じさせず、エンジニアが意図通りにコントロールできる素直なスピーカー。
それがマールの音です。
ユニット、素材、価格設定まで、すべてに理由があります。

  1. 01

    現役PAエンジニアが創るツアーグレード音質

    世界中から取り寄せたスピーカーユニット

    現場で使えると確信できるまで、選び抜く

    世界中からユニットのサンプルを取り寄せ、「実際の現場でどう鳴るか」を基準に絞り込む。ブランド名に惑わされず、現役エンジニアの耳で確かめたパーツだけを採用し、市場に理想がなければカスタム製造も。この姿勢が、お値段以上の音質を実現します。

    ミキシングコンソールでのEQ調整の様子

    意図通りに音が変化する「素直な反応」

    測定器上のフラットではなく、EQを動かした時に意図通りに音が変化する『素直な反応』を大切にしています。限られたリハーサルの中で迷わず理想の音に辿り着ける。この扱いやすさこそが、プロの道具の真価です。

  2. 02

    高品質素材を手作業で組み上げ

    ホワイトバーチ合板の加工材料

    答えは、ホワイトバーチ合板にあった

    測定データは完璧なのに「音が死んでいる」と感じた経験がありました。原因は筐体の材質。辿り着いた答えが「ホワイトバーチ(白樺)合板」でした。独自の重量木質系樹脂とのハイブリッド構造が、芯のある中低域を実現します。

    親子2人でスピーカーを組み上げる様子

    世界中の音を研究し、微細にチューニング

    内部補強の入れ方ひとつ、吸音材のわずかな配置の違いで、スピーカーの表情は劇的に変わります。親子2人で世界中の音を聴き、現場に立ち続けているからこそ、「これでいい」とは言わずに更新し続けられる。それが「微細なチューニング」です。

  1. 03

    価格は大手ブランドの半値以下

    試作中のスピーカーとユニットのパーツ

    流通の最適化による「中身」への最大投資

    代理店マージン、倉庫保管料、広告費、都市部の営業経費など、音とは関係のないコストを極力排除。福井を拠点にした直販体制も同じ理由です。削った分はすべてユニットの品質と筐体の素材へ。これが大手の半値以下で届けられる仕組みです。

    スピーカー内部のユニットとマグネット構造

    形がある限り、責任を持って面倒を見る

    プロの機材は、現場で使い倒してこそ価値があります。直接作り、直接販売しているからこそ、何年経っても修理やメンテナンスが可能。経年変化に合わせた点検から、現場での不慮のトラブルへの即応まで、サポートし続けます。

PARTNER

驚きの価格と高品質を両立する
中国広東省のエンジニアJON

製造コストを下げるために、台湾やベトナムをはじめ、世界中の選択肢を検討しました。
しかしどこも、求める品質を実現できる製造インフラが整っていなかった。
そして辿り着いたのが、中国広東省のエンジニア、JONです。

JONとそのチームによる製造の様子

JON'S TEAM

イギリスの音響ブランドの中国工場で腕を磨き、独立した彼のチームは、高音・低音の磁気回路、フレームをそれぞれ専門工場に委託する完全分業制で品質を安定させています。

QUALITY CHECK

出荷前に中国側でチェックし、日本到着後にもマール側で検品するダブルチェック体制も整えています。
中国製だから選んだのではなく、JONという作り手がいるから選んでいる。それがマールの正直な答えです。

出荷前の品質検査の様子

音のクオリティを決める
「3要素」

マールがこだわる、
スピーカー設計の黄金律。

  • 01

    スピーカーユニットの性能

    立ち上がりの速さ、大音量時の歪み感、連続運用への耐久性。エンクロージャーに入れた状態での過渡特性まで重視します。音が止まるべき瞬間にピタッと止まる。その正確さが、クリアな音場につながります。

  • 02

    エンクロージャーの材質

    ユニットの振動を殺さず、不要な共振を徹底的に抑え込む。ホワイトバーチ合板と重量木質系樹脂のハイブリッド構造が、芯があって心地よく空気を揺らす中低域を生み出します。

  • 03

    適切なチューニング

    バスレフポート、クロスオーバー、吸音材の配置まで、すべて現場での使いやすさを基準に調整しています。デジタル補正より、物理的な設計で「現場環境に応じた正解」を導き出すことを優先しています。

「Marc」に込めた想い

親子2代で世界の音を探求。
「現場のエッセンス」を凝縮して届ける。

マールが手がけた現場のステージ

ブランドの由来

「マール(Marc)」の由来は、フランスの蒸留酒です。ワインを作った後のブドウの搾りかすから作られるこの酒には、残り物のように見えて、ブドウの最も濃厚なエッセンスが凝縮されています。同じように、現場での泥臭い経験、失敗、成功。「現場のエッセンス」を凝縮して生まれたのが、私たちのスピーカーです。

すべての現場に、最高の音を。

「現場で困っているPAの力になりたい」。そのシンプルな想いが、すべての設計の原点です。予算があろうがなかろうが、誰もが大手に負けない音を届けられる。マールが目指すのは、そんな「スピーカーの民主化」です。親子2人で作り上げた道具を、これからも日本全土、そして世界中の舞台に届け続けます。

現場でのチューニングの様子

よくあるご質問

中国工房製と国内製の2つの生産ラインがあるのはなぜですか?

製品によって、国内製造の方がコスト的に優れるものと、中国製造の方が優れるものがあります。生産ラインを使い分けることで、品質を保ちながら適正な価格での提供を実現しています。中国側の工房は10年以上のパートナーシップがある信頼できるエンジニアが経営しており、品質管理も含めて安心してお任せしています。

なぜ大手ブランドの半値以下の価格で販売できるのですか?

代理店マージン、倉庫保管料、広告費、都市部の営業経費など、音とは関係のないコストを極力排除しているためです。弊社が福井を拠点に直販体制を選んでいるのは、その分をユニットの品質と筐体の素材に充てるためです。高品質なパーツを使いながら大手ブランドの半値以下で届けられるのは、この仕組みがあるからです。

屋外・雨天での使用には耐えられますか?

10インチフルレンジMJF10につきましては降雨への対策をしています。1日程度であれば雨養生をすることなく雨の日でも運用できます。ただし、防水仕様ではありませんので野外への常設にはむいていません。同様に、雨天運用が可能なラインアレイシステムも現在開発中です。上記以外の製品につきましては一般的な雨養生をお願いします。

長期間使用した場合、音質は劣化しますか?

スピーカーは使い込むほどに音が馴染んでいく一方、経年によるユニットの劣化やネットワーク回路の変化が生じることがあります。「最近、音が変わった気がする」と感じたらお気軽にご相談ください。状態を確認した上で、チューニングや部品交換などの対応をご提案します。

大手ブランドとの違いを教えてください。

大手ブランドは独自のキャラクターを持つ音作りが特徴ですが、マールが追求するのは「癖のないナチュラルな音」です。特定のブランドらしさを感じさせず、エンジニアが自分の意図通りにコントロールしやすい素直なスピーカーを目指しています。また、現役PAエンジニアが設計・製造・チューニングまで一貫して行い、直接販売により大手の半値以下での提供を実現しています。